2022年1月14日(金)発売の「スターバース」のカードリストが公開されたので、早速評価とプチ考察をしていきます。
先に言っておきますが、「スターバース」は環境をガラリと変えてしまうカードが多数収録されていてメチャクチャ熱いです!
拙い記事ではありますが、皆さまの参考になれば幸いです。
< 評価 >
S:とても強い A:強い B:標準 C:弱い D:とても弱い
※評価は個人の主観によるものです。また、構築や今後でてくるカードによって評価が変わります。
※読みやすくするためにカードの略称を使用することがあります。ご了承ください。
拡張パック「スターバース」カードリストの評価とプチ考察
ポケモン
草タイプ
■タマタマ / ナッシー
評価:C / C⁺
「タマタマ」… ワザが使いやすくなっているのは良いが、HPが10低くなっているのはいただけない。
「ナッシー」… 無色が混じっているとはいえ、ワザの要求が重すぎる。
■キノココ / キノガッサ
評価:C / C
「キノココ」… タマタマと同じく、耐久が下がるのは進化元としては厳しい。
「キノガッサ」… ワザ:ふんじんアッパーが1エネで使えて強いけど、使うのに2ターンかかるのが厳しい。
■トロピウス
評価:C
特性:いやしのこかげを積極的に使用したい場合、「おうえんYホーン」と組み合わせるか、ワザの効果で自分がこんらんになるポケモンと組み合わせるのが良さそう。
ただし、草エネルギーが入らないデッキには採用できないのがネック。
こんらんは自然回復しないので、地味に厄介な状態異常だったりする。
■ナエトル / ハヤシガメ / ドダイトス
評価:B⁺ / S / A
「ナエトル」… HP80あるのがえらい。
「ハヤシガメ」… 特性:ひだまりのこうらがとても強力。進化先の「ドダイトス」のワザと相性が良いのも評価ポイント。
1進化でこの特性はかなり破格で、なんなら進化させない方が強いまである。逃げエネが重いのがネック。
「ドダイトス」… ワザ:エボルプレスが2エネ300ダメージ出せるのが強い。「インテレオン」の特性:クイックシューターと組み合わせれば、ポケモンVMAXのワンパンも可能。
場を進化ポケモンで埋めないといけないのがハードル高めだが、進化元の「ハヤシガメ」のおかげでハードルが大分下がっている。
HP190と高耐久なのは良いが、逃げエネ4は考えもの。
■ミノムッチ / ミノマダム / ガーメール
評価:B / C⁺ / C
「ミノムッチ」… 進化元として、可もなく不可もなくな性能。
「ミノマダム」… ワザ:マダムのいかりの草タイプ担当。縛りのゆるいマッドパーティ。
草・闘・鋼で相手の弱点を突いて戦うことになるが、同名カードは4枚までしか入れられない都合上、メタるタイプを絞る必要があるのが悩ましい。
「ガーメール」… ワザ:しゅうげきが1エネで使えたら活躍の場がありそうなんだけどなー。
■シェイミV・VSTAR
評価:B⁺ / A
「シェイミV」… ワザ:リベンジバーストは最大260ダメージ。2エネでこのダメージは破格だけど、序盤はダメージを出しにくいのが難点。中盤以降のアタッカーとしてはかなり優秀。
逃げエネ1なのは良いけど、耐久が低め(HP190)なのが気になる所。
「シェイミVSTAR」… 試合が進むほど強くなるポケモンVSTAR。ワザ:リベンジバーストの最大威力は320ダメージ。Vと違い素点120あるのがえらい。
VSTAR特性:スターブルームはベンチの草タイプポケモン全員のHPを120回復させる効果。縛り(1試合に1回、ベンチの草タイプ限定)の割に、回復量が物足りないように感じる。
回復繋がりで「セレビィVMAX」「ザルードV」のような回復系の特性・ワザを持つ草タイプと相性が良さそう。
炎タイプ
■リザードV・VSTAR
評価:A⁻ / S⁻
「リザードンV」… 上ワザ:やきつくすのワザ効果で相手のどうぐをトラッシュできるのが地味に強い。しかも、ダメージ処理の前にトラッシュするので、「フルフェイスガード」や「ジャイアントボム」の様などうぐを無効化できる。「ふうせん」を焼いて、システムポケモンをバトル場に縛り付ける動きも強い。
スターターセットの「リザードンV」よりも優秀。
「リザードンVSTAR」… 取られるサイドが1枚減ったかわりに進化させる手間が増えた「レシラム&リザードン」。
ワザ:ばくれつファイヤーはげきりんを少しマイルドにした性能。新スタジアム「マグマの滝壺」でダメカンをのせることができるので、手軽に230ダメージ出すことができる。素点130が地味にえらい。
VSTARワザ:スターブレイズは4エネ320ダメージという超高火力ワザ。「こだわりベルト」を持たせれば、全てのポケモンVMAXをワンパンすることができる。THE・炎タイプ!といったワザ性能で気持ちが良い。
滝壺でダメカンがのる事を考えると、。「ヒート炎エネルギー」などの耐久UP手段を用意したい。
エネ要求が少し重いので、「ファイヤー」「エンテイV」などの要求の軽いポケモンと組み合わせて運用する必要がある。
■ブーバー / ブーバーン
評価:B / A⁻
「ブーバー」… 可もなく不可もなくな性能。
「ブーバーン」… 非ルールポケモンでありながら3エネ240ダメージだせるワザ:ボルトプロージョンが強力。
条件もベンチに「エレキブル」を置いておくだけというお手軽さ。ただし、ブーバーンとエレキブルの進化ライン2つを並べ続けながら、3エネ用意するのは大変。
■ファイヤー
評価:A⁺
「マグマの滝壺」とやたら相性の良い非ルールのアタッカー。手貼り無しで90ダメージは小回りがきいて便利。
何の前触れもなく180ダメージ飛んでくるので、炎弱点の草と鋼タイプは少し厳しくなりそう。
■ヒコザル / モウカザル / ゴウカザル
評価:C / C / B⁻
「ヒコザル / モウカザル」… ワザ性能が厳しい。進化前もエネをトラッシュできるようにしたかったのだろうけど…。
「ゴウカザル」… ワザ:らせんごうかはデッキ圧縮が進んだ後半なら、1エネ320~400ダメージだせて強い。ただし、デッキ圧縮が進むまでどうやって戦うかが問題。
下ワザ:バーニングキックが2エネ160ダメージだせるので戦えないことはないけど…。
「ウルガモスV」や「エネルギーリサイクル」と相性が良い。この辺を組み合わせてあげればそこそこ強そう。
水タイプ
■ラプラス
評価:B
ワザ:レイジングフリーズの110ダメージ+マヒはなかなか強力。ただし、3エネは重い。
■ヘイガニ / シザリガー
評価:B / B
「ヘイガニ」… 同名カードよりも使いやすい進化元。
「シザリガー」… ワザ:クラブインパクトは「ツインエネルギー」を使えば2エネ150ダメージ。そう考えると弱くないような…。
■ポッチャマ / ポッタイシ / エンペルト
評価:B / B / A⁻
「ポッチャマ / ポッタイシ」… 普通。
「エンペルト」… 特性:きんきゅうふじょうの効果が面白い。トラッシュに「エンペルト」を落としておけば、手札がなくなった時の保険になる。「ローズ」などと組み合わせるのが良さそう。
■ブイゼル / フローゼル
評価:C / B
「ブイゼル」… HPが10高くて1エネワザ持ちの同名カードの方が進化元として使いやすい。
「フローゼル」… ワザ:うかせるでトラッシュからグッズを2枚回収できるので、無限クラハンなどの嫌がらせ系のデッキが組めそう。
■ネオラントV
評価:S⁺
調整されて帰ってきた「カプ・テテフGX」。特性:ルミナスサインで山札からサポートを持ってこれるので、これ1枚でデッキの安定性が大幅に上がる。今後の必須カードの1枚。
ボール系からサポートを引っ張ってこれるようになるので、強いけど使える場面が限られる(デッキに何枚も入らない)サポートを採用しやすくなる。
また、後攻1ターン目に欲しいサポート(冒険家の発見、ユウリなど)を持ってきやすくなるので、後攻スタート時のプランをデッキに組み込みやすくなる。
使える場面とデッキは限られてくるが、ワザ:アクアリターンで場から山札に逃がせる(負け筋の消去、カードの再利用)のも高評価。
ほぼ全てのデッキに採用される可能性があるので、デッキを複数作る予定があるならたくさん集めておきたい。
■マナフィ
評価:A⁺
レギュ落ちするかと思われたベンチバリアが早くも登場。しかも「ミュウ」よりもHPが10高いので、クイックシューター・ヨガループの餌食になりにくい。ただし、ワザは弱体化した。
ベンチ攻撃は簡単には許されないらしい。非ルールには追い風。
■クマシュン / ツンベアー
評価:B / B⁺
「クマシュン」… 逃げエネの軽いクマシュン。HPが10低いが、こちらの方が使いやすい。
「ツンベアー」… 上ワザ:ぜったいれいどが相手に進化か入れ替えを強要できる点がちょっと評価できる。
スポンサーリンク
雷タイプ
■ライチュウV
評価:S
雷タイプ版「マホイップVMAX」。
青天井ワザ:ダイナミックスパークがかなり強力で、「モココ」等でエネルギーを場に供給するだけで簡単に大ダメージが出せる。
マホイップやレックウザと違い、進化させる必要がないのも強い。
先1から使えるエネ加速ワザ:ファストチャージも便利。
HP200の闘弱点なのが若干の懸念。
■エレブー / エレキブル
評価:B / A
「エレブー」… 同名カードの方が使いやすい。
「エレキブル」… ワザ:ばくえんボルトは「ブーバーン」の繋ぎとして優秀。
ワザ:こうあつでんりゅうで相手の非ルールのシステムポケモンを根こそぎ狩りにいく動きが強そう。
■コリンク / ルクシオ / レントラー
評価:A / B / A
「コリンク」… HPが40しかないが、逃げエネ0なのがとってもえらい。
「ルクシオ」… 平凡スペック。「ふしぎなアメ」か特性:トップエントリーの同名カードがオススメ。
「レントラー」… 両方のワザがダメージが高くて1エネで使えるのが強力。
特に上ワザ:エナジークラッシュが相手の場にあるエネルギーの数を参照するのが強い。こくばやアルセウス、レックウザのような場にエネルギーが多くなるデッキが相手の場合、1エネで250以上のダメージが期待できる。
2進化というのが重いが、アメやトップエントリーを使えば多少軽減される。同名カードも面白いワザを持っているのでオススメ。
■パチリス
評価:A
ダメージを出すのに少し手間が掛かるが、ワザ:からくりサンダーが強力。場にどうぐが6枚あれば、2エネ180ダメージだせる。
「ドンカラスV」のようなどうぐを複数持てるポケモンと組み合わせれば、最大ダメージはもっと上がる。ただし、その分デッキ枠がポケモンのどうぐで圧迫されてしまう。
30~120ダメージぐらいのお手軽非ルールアタッカーとしての採用が無難。
超タイプ
■ピッピ / ピクシー
評価:B / C
「ピッピ」… 同名カードの方が進化元として使いやすい。
「ピクシー」… ワザ:つきよのきせきは進化ポケモンをたくさん並べたいデッキで活躍すると思うが、コインワザなのが微妙。ちゃめっけピクシーの方が良い。
■ヤジロン / ネンドール
評価:C / B⁺
「ヤジロン」… コインワザだけど、じばくよりはマシ…?タイプにこだわらないなら、闘タイプのHP70の個体を使いましょう。
「ネンドール」… ワザ:きぐうなどぐうが3エネ180ダメージだせるのが強い。しかも、無色2個なので「ツインエネルギー」が使える。
■ヨマワル / サマヨール / ヨノワール
評価:B⁻ / B⁺ / A
「ヨマワル」… ワザでこんらん付与するのはいいけど、コインが絡むのが微妙。ひとだましんかが優秀すぎた。
「サマヨール」… 中間進化で戦う事は少ないが、1エネ30ダメージ+こんらんは優秀。
「ヨノワール」… エネルギーを付けかえる系の効果が弱いわけはないが、2進化というのがネック。特性:ひとだましんかの「ヨマワル」がレギュ落ちしたこともあり、場に準備するのが少し手間。
■チリーン
評価:A⁻
ワザ:あざやかなねいろは、サーチ手段の少ない特殊エネルギーを2枚持ってこれるのが便利。後1で使えると強い。
同名カードもそれぞれ違うサーチワザを持っていて、使い分けができる。
■エルフーンV・VSTAR
評価:B / S
「エルフーンV」… 両方とも生存率を上げるワザになっているが、Vで戦うのは正直きびしい。できるだけバトル場に出したくないポケモン。
「エルフーンVSTAR」… ワザ:トリックウインドによる中打点を与えながらのどうぐと特殊エネの手貼り妨害が強力。
VSTARワザ:わただまスターはベンチ攻撃可能な青天井ワザ。ダメージ倍率が60なので、エネルギー5枚以上でVMAXワンパンまで持っていける。
"弱点の分散"と"特性によるエネ加速"を行えることから、「こくばバドレックスVMAX」との相性が非常に良い。「マホイップVMAX」の地位が危うい。
■シンボラー
評価:B⁺
色指定のないエネ加速ワザ:トライリチャージを持つが、コインが絡むので好みが分かれる所。
エネ加速が不要な場面でも下ワザで攻撃できるのは優秀。
闘タイプ
■ノズパス
評価:B⁻
HP90なのは良いが、逃げエネが脅威の4!バトル場に縛られるのが容易に想像できる。
■ミノマダム
評価:C⁺
ワザ:マダムのいかりの闘タイプ担当。
草・闘・鋼相手の弱点を突いて戦うことになるが、同名カードは4枚までしか入れられない都合上、メタるタイプを絞る必要があるのが悩ましい。
■リオル / ルカリオ
評価:B / A
「リオル」… 進化前としてはちょっと強い。殴るのに2エネ必要だけど、コインを投げるよりマシ。
「ルカリオ」… 1進化版たけるとうき「リザードン」。1進化でダメージ倍率が少し高くなっている分、リザードンよりも使い勝手が良い。
自身の特性でエネ加速ができるので、後続をしっかりと立て続ければ息切れせずに戦えそう。後続に3エネ以上付けようと思う場合、「エネルギー付け替え」「キバナ」「サイトウ」などの工夫が必要。
ワザ:れんぞくはどうだんのダメージラインは2エネ130、3エネ190、4エネ250、5エネ310、6エネ370。
3~5エネ辺りはもう少しダメージが欲しい(220・280・330)ので、「インテレオン」の特性:クイックシューター等でダメカンをのせておくか、「こだわりベルト」「ダンデ」等でダメージUPを狙いたい。「格闘道場」のレギュ落ちが悔やまれる。
闘弱点が環境に増えているのが追い風。
■ナゲキ / ダゲキ
評価:C⁻ / C⁺
「ナゲキ」… もう少しワザのダメージを上げても良かったのでは…?
「ダゲキ」… 1エネでエネ破壊できるのは良いが、コインが絡むのがちょっと…。
■ゴビット / ゴルーグ
評価:B⁻ / C
「ゴビット」… 珍しい闘タイプのゴビット。HPが10上がったけど、闘抵抗がなくなり、逃げエネが重くなった。
「ゴルーグ」… 珍しい闘タイプのゴルーグ。ワザの要求が減り攻撃しやすいが、ダメージ量が減って持ち味がなくなった。
スポンサーリンク
悪タイプ
■ベトベター / ベトベトン
評価:B / A
「ベトベター」… 相手をお手軽にどくにできるたねポケモン。進化先との相性も良い。
「ベトベトン」… 特性:ヘドロードは相手の入れ替え要求値を上げることができるのが強い。しかも、特性は重複するので、2匹並べれば逃げエネが2個多くなる。
「ドクロッグ」「ガラルヤドランV」「ガラルヤドキングVMAX」「ガラル鉱山」辺りと絡めたどくデッキが面白そう。
■ニューラ / マニューラ
評価:B / B
「ニューラ」… 弱点関連が見直された悪タイプのニューラ。普通。
「マニューラ」… ピーピングハンデスワザ:ひっかきまわすが強力だが、コインワザなのが残念。
■ドンカラスV
評価:A
パチリスの荷物持ち。特性:ドンのふところでポケモンのどうぐを4枚までつけられるので、今後のどうぐ次第では大化けしそうな1枚。
現状だと「こだわりベルト」「タフネスマント」「ツールジャマー」「ビッグパラソル」といった組み合わせが強そう。
■ミカルゲ
評価:B⁻
ワザ:きょうふをきざむで相手の弱点を悪タイプにすることができるが、ベンチに下げられると効果が消えるので実用性は低い。
下ワザでダメカンを1エネでばらまけるので、むじひ「ガラルタチフサグマ」と相性が良さそう。
鋼タイプ
■ミノマダム
評価:C⁺
ワザ:マダムのいかりの鋼タイプ担当。縛りのゆるいマッドパーティ。
草・闘・鋼で相手の弱点を突いて戦うことになるが、同名カードは4枚までしか入れられない都合上、メタるタイプを絞る必要があるのが悩ましい。
■ダイノーズ
評価:B⁺
ワザ:ひっぱりじりょくで相手のベンチポケモンを引っ張り出せるのにちょっと可能性を感じる。
■ヒードラン
評価:B⁺
たねで3エネ160ダメージは優秀。鋼タイプというのも環境的に良い。
■ギアル / ギギアル / ギギギアル
評価:B / B⁻ / A
「ギアル / ギギアル」… 同名カードよりも逃げエネが軽い個体。可もなく不可もなく。
「ギギギアル」… 特性:ギアウォールでたねポケモンを強化できるが、2進化なのがネック。
竜タイプ
■フライゴンV
評価:B⁻
対VMAX最強のポケモンV。ただし、ワザの要求が重すぎる上に、VMAX以外には強く出れないのが考え物。
「ダブルドラゴンエネルギー」がスタンでも再登場すればワンチャンある。
■フカマル / ガバイト / ガブリアス
評価:B⁺ / B⁺ / A⁺
「フカマル / ガバイト」… ワザは微妙だけど、進化元としては優秀なステータス。スタンにはもう少し使いやすいフカマル・ガバイトがいる。
「ガブリアス」… 特性:おんそくかいひで進化した番は無敵になれるのが強力。しかも、ワザ:リューノブレードが160ダメージなので、非ルールでありながらポケモンVMAXと対等に殴り合える性能を持っている。
ただし、ワザが水・闘の2色要求な上に、自分の山札を2枚トラッシュするのがネック。
VMAX2匹なら4回の攻撃(8枚トラッシュ)で済むが、V3匹 or 非ルール6匹なら6回攻撃(12枚トラッシュ)する必要があり、キーカード落ちによる息切れや山切れの心配が出てくる。耐久されて確定数をずらされるのも厳しい。
無色タイプ
■カモネギ
評価:B
ダメージ倍率が低いものの、無色エネ2個(ツインエネ1枚)でワザ:ネギでしばくが使えるのが嬉しいポイント。
ダメカンをばらまく系のデッキで活躍する可能性がある。
■ポワルン
評価:B
ワザが両方1エネなのがえらい。逃げ0だったらもっとえらかった。
■ムックル / ムクバード / ムクホーク
評価:B / B / B⁺
「ムックル / ムクバード」… 可もなく不可もなくな性能。構築次第だけど、ムックルはスカイサーカスの方が使いやすそう。
「ムクホーク」… ワザ:つむじかぜが最近ちょっと流行った「イシヘンジンVMAX」単みたいなデッキ相手だとぶっ刺さりそう。
■ビッパ / ビーダル
評価:B / S⁻
「ビッパ」… 可もなく不可もなくな性能。
「ビーダル」… 非ルールポケモンに転生した「シルバディGX」。取られるサイドが1枚減り、雪道で止まらなくなった。流石にアビスハンドと同じHP90は許されなかった。
手札消費の激しいデッキや「ローズ」「ピオニー」といったサポートと相性が良い。
■アルセウスV・VSTAR
評価:A / S⁺
「アルセウスV」… 対象がポケモンV限定ではあるものの、無色2エネで使える3エネ加速ワザ:トリニティチャージがとても強い。無色タイプなので、どのタイプのデッキにも入れることができる。
使う機会は少なそうだけど、下ワザで殴れるのがえらい。VSTARと合わせれば330ダメージ。
「アルセウスVSTAR」… ワザ:トリニティノヴァによる200ダメージ+3エネ加速が超強力。要求が無色3エネというのも強さに拍車を掛けている。
VSTAR特性:スターバースは自分の山札から好きなカードを2枚サーチできる特性。1試合に1度とはいえ、好きなカード2枚を好きなタイミングで持ってこれるのはとても強力。
HP280と微妙にワンパンされにくい上、取られるサイドが2枚というのも強力。唯一の欠点は闘弱点ということ。「れんげきウーラオスVMAX」や「ガラルサンダーV」には気を付けたい。
数え切れないほど多くのポケモンと相性が良いため、デデクロ並みの採用率を誇る事になりそう。
■チラーミィ / チラチーノ
評価:A / B
「チラーミィ」… ワザ:なかまをよぶでポケモンを展開できるようになったので、やりくり「チラチーノ」の進化元はこれ1択に。
「チラチーノ」… 可もなく不可もなく。特性:やりくりを使うよね。
■トルネロス
評価:B⁻
特性:ひきよせのうず「フィオネ」の調整版。相手のバトルポケモンをどかせたい時に使える。
ベンチを圧迫するのがネック。基本的には「あなぬけのヒモ」の方が使い勝手が良い。
スポンサーリンク
トレーナーズ
グッズ
■おいしいみずセット
評価:A
自分のポケモン全員のHPが20回復するグッズ。クイックシューターなどのダメカンばらまきや、「ヘルガー」「マグマの滝壺」のエネ加速による自傷ダメージを回復できるのが便利。
特性:ライフシェーカーの「ゲンガー」と組み合わせて、1枚で120回復させる動きも強そう。
■ハイパーボール
評価:S⁻
ポケモンなら何でも持ってこれる万能サーチカード。ただし、使用するためのコストが重い(手札2枚トラッシュ)ので、「クイックボール」のように全てのデッキに4積みされるかというと微妙なライン。
スタートデッキ100にしか収録されてなかったので、今回の収録で入手しやすくなったのは良い事だね。
■こだわりベルト
評価:S⁺
ポケモンVに対する確定数が大きく変わるため、多くの注目を集めているポケモンのどうぐ。カードリストが公開された瞬間軽くお祭りになった。
ポケモンV主体の環境である以上、今後必須となる1枚。グローブシリーズとはなんだったのか。
■なべメット
評価:A⁺
非ルールポケモン専用のダメージ軽減グッズ。持たせるだけでダメージ30軽減はかなり強力。複数回殴られる場合「大きなおまもり」よりも効果が高い。
非ルールの2進化ポケモン(HP190)に持たせれば、~30ダメージは無効化、~120ダメージなら2回、~210ダメージなら1回耐えれるようになる。
類似グッズに「フルフェイスガード」と「ガラルのむねあて」がある。
サポート
■キャンプファイヤー
評価:A⁻
炎エネルギーをトラッシュに送りながら、デッキトップの7枚の中から好きなカードを2枚まで回収できるのは弱くはないけど…という感じ。「巨大なカマド」や「火打石」、「炎の結晶」のような手札にエネを持ってくる手段が豊富になれば化けると思う。
■シロナの覇気
評価:A
手札を保持できる「シバ」。非ルール主体のデッキと相性が良い。
■チェレンのきくばり
評価:S⁺
無色タイプ限定の「アセロラ」。「ミュウVMAX」みたいに延々と「アルセウスVSTAR」を殴り続けないといけなくなりそうなのが懸念。
■博士の研究
評価:S⁺
最強ドローサポートのナナカマド博士Ver。イラスト違いとはいえ、流石に収録回数多すぎません?
レギュレーションマークが地味にF。
■ハマナのバックアップ
評価:A
1枚で4枚回収できるサポート。特殊エネルギーも回収できるのがポイント。
■ボスの指令
評価:S
環境必須カード「ボスの指令」のアカギVer。結局最後はボスを引いた方が勝つ。
Fマークなので、今後5年間活躍できることが約束された。
スタジアム / エネルギー
■崩れたスタジアム
評価:S
お互いのベンチを4匹までにするスタジアム。
ネオラント・クロバットのような"特性を使い終わったポケモン"や"ダメカンののったポケモン"の排除、相手へのベンチ妨害など、強い使い方が複数あるスタジアム。
崩れたスタジアムの採用率は結構高くなりそう。
■マグマの滝壺
評価:S
トラッシュから炎エネを1枚エネ加速するかわりにダメカンが2個のるスタジアム。「溶接工」の足元には及ばないけど、かなり強いエネ加速手段。使うたびにポケモンの耐久が減るのが悩みどころ。
ダメカンがのっていると○○系の炎タイプのポケモンと相性が良い。
■ダブルターボエネルギー
評価:S
調整版「ダブル無色エネルギー」。ワザのダメージが落ちてしまうものの、Vポケモンにもニコタマとして貼れて汎用性高い。
あとがき
ネオラント・アルセウス・こだわりベルト・崩れたスタジアムなど、環境を捻じ曲げる可能性があるカードが多数収録されるスターバースは激熱ですね!
今回はそんな感じで。ではでは、皆さま良きポケカライフを~ノシ
※ポケモンカード関連の画像は ポケモンカードゲーム公式サイト「トレーナーズウェブサイト」 よりお借りしました。
スポンサーリンク