今日もマリガンスタート

ポケカのアウトプット帳

【ポケカ小話】「25周年プロモカード」について少し詳しく書いてみる

f:id:nakanakanotanaka:20211101194753j:plain

折角の25thプロモなのに、公式ページの各カードの説明が簡素過ぎて残念だったので、個人的に調べて書いてみました。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

公式ページはこちら→プロモカードパック収録カード一覧|ポケモンカード25周年 記念サイト

25th ANNIVERSARY COLLECTION はコチラ

ポケカ25周年プロモカードについて少し詳しく書いてみる

スポンサーリンク

旧裏 1~10

■リザードン・フシギバナ・カメックス(旧裏 第1弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101003723j:plainf:id:nakanakanotanaka:20211101003726j:plainf:id:nakanakanotanaka:20211101003731j:plain

なんでリザードンが1番目やねん!!」というツッコミは置いておいて、初代御三家の最終進化ポケモン。ポケットモンスターを象徴するポケモンと言っても過言ではないので、25thプロモに収録されるのも納得の3枚。

ちなみに、旧裏時代の環境で暴れまわっていたポケモンは「エビワラー」と「エレブー」。

「リザードン」の初版エラーカード(かいりきポケモン)が超高額取引(30万円)されているのは有名な話。

「フシギバナ」の特性で草エネを「リザードン」に供給して戦うデッキも存在したらしい。

「カメックス」は特性:あまごいがあまりにも強くて殿堂入り(殿堂ランク3)していたらしい。

■にせオーキドはかせ(旧裏 第1弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101183736j:plain

当時使われていた様子がないので、25thプロモに収録する必要があったのか疑問なカード。BOXで博士の研究(オーキド博士)が収録されたので、それに合わせた感じかな?

「にせオーキドの逆襲」という上位互換カードが存在し、そちらは殿堂入り(殿堂ランク2)するほど強い。

■わるいギャラドス(旧裏 第4弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101183740j:plain

「わるいポケモン」は同名のポケモンよりもHPが低い分、攻撃的な性能になっているらしい。ちなみに「やさしいポケモン」も存在しますが、何故か収録されていないですね。

25thプロモに「ひかるコイキング」を収録したいから、何かしらの「ギャラドス」を入れたかったんだろうなぁ…。

■ロケット団参上!(旧裏 第4弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101183745j:plain

イラストがムサコジでありながら、カード名はロケット団となっているのが当時らしい。(ポケモン黄でも、ムサコジの名称は「ロケットだんいん」になっている)

さいとうなおき先生がイラストを描かれた同名カード(40万円)が有名。あちらはイラストアド+希少性で超高額ですが、こちらはどうなるだろうね…。

■_____のピカチュウ(ポケカ2周年記念のアニバーサリーカード)
f:id:nakanakanotanaka:20211101183749j:plain

ポケカ2周年記念に発売されたカレンダーについてきたアニバーサリーカード。いわゆる「お誕生日ピカチュウ」。23年振りの再録

もったいないので名前を書いてはいけない…。

■R団のサンダー(旧裏 ジム拡張 第2弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184019j:plain

旧裏最強クラスのたねポケモンで、殿堂入り(殿堂ランク2)するほど強かったカード。

2進化でHPが100の時代にたねでHPが70あり、4エネ70ダメージの高威力ワザを持ちながら、使い勝手の良い1エネワザまで持っているのが強かったようです。

■ピィ(旧裏 Neo 第1弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184023j:plain

「タケキュウロック」という害悪戦法の対策用にデザインされたカード。ただし、「ピィ」同士の睨み合いが続く別の地獄が展開されることに…。

そのあまりの害悪さ強さゆえに殿堂入り(殿堂ランク1)することになったカード。

■ひかるコイキング(旧裏 Neo 第3弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184027j:plain

旧裏Neo第3弾「めざめる伝説」のシークレット枠として収録された、初の「ひかるポケモン」。

パックに収録されているカードとは別に同名の加工違いのカード(ポケモンカードファンクラブ限定)が存在し、そちらは超高額で取引されているそうです。

「わるいギャラドス」がプロモパックに収録されているのは「ひかるコイキング」の影響かな…?

 ひかるポケモンとは? 色違いポケモンのカード。ワザに必要なエネルギーが多色なのが特徴。

ひかるポケモンはデッキに1枚しか入れることができない

スポンサーリンク

新裏 11~25

カードe時代はなかったことにされました。

■マグマ団のグラードン(ADV 構築済みデッキ「マグマ団 ハーフデッキW」収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184031j:plain

非exでありながら、ポケモンex並みの性能を持っていたカード。ポケボディーによる縛りに加えて、当時流行っていた「レックウザex」が抵抗を持っていたため、発売当初はあまり注目されなかったカード。

しばらくしてからその強さに気付かれて活躍するも、カードパワーのインフレにより姿を消すことになる……と思いきや、「封印の結晶」というお互いのポケボディー・ポケパワーを縛るどうぐの登場によって環境TOPにのぼりつめた。

ワールドチャンピオンシップ2004(ポケカ初の世界大会)で、「マグマ団のグラードン」を主軸としたマグマ団デッキを使用した日本人選手達がジュニア・シニア・マスターの3部門で優勝。25thプロモに収録されるに相応しいカード。

■ブラッキー☆(ポケモンカードプレイヤーズで交換)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184245j:plain

ポケカ屈指の入手難度を誇る超レアカード。

ハンデスという強いポケパワーを持っているものの、入手難度の高さのせいで使われることがほとんどなかった悲しいカード。

入手方法は2005~2007年の間に、ポケモンカードプレイヤーズのプレイヤーズけいけんちを70,000EXP貯めること。(実際にはキャンペーンで40,000EXPあれば入手できたらしい)

イベントに1回参加して100EXP。トーナメント上位入賞で1,000EXPしか獲得できないので、70,000EXP貯めることができたプレイヤーはほぼいない

 ポケモン☆とは? 色違いポケモンのカード。旧裏のひかるポケモンと同義。

ポケモン☆はデッキに1枚しか入れることができない

■ロケット団の幹部(PCG 第3弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184249j:plain

PCG環境を象徴するカードの中の1枚。今でいう「N」や「リセットスタンプ」。

PCG環境はサイドが負けている時に強い効果を発揮するカード(スクランブルエネ、マジックハンド、ロケット団の幹部、δレックウザ etc...)が多かったらしく、サイドを雑に取ると致死的なカウンターを食らう事が多かったらしい。

■ミュウex(PCG 第5弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184255j:plain

ポケボディー(今でいう特性)が強くてかなり活躍したカードだそうです。(ミュウロックやミュウボルト)

ミュウの設定がきちんと反映された良デザインのカードだと思います。

■サーナイトex δ種(PCG 構築済みデッキ「封印!サーナイトex」収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184258j:plain

ポケパワー:ふういんは毎ターン使えるので、ぶっ壊れレベルで強かったらしいです。

ポケパワー・ポケボディー(今でいう特性)が強くなりすぎて、それを対策するためにデザインされたカードらしい。似た様な対策カードに「封印の結晶」がある。

 δ種(デルタ種)とは? PCGシリーズで登場したギミック。特殊な磁場が発生する「ホロン」と呼ばれる地域に生息する、通常のタイプとは異なったタイプを持つポケモンのことを指します。もちろん、ポケカのオリジナル設定。 例) 鋼タイプの「ピカチュウ」

通常種とδ種は同名カードとして扱われるため、デッキに入れられるのは両方合わせて4枚まで。

■ネンドール(DP 第4弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184301j:plain

「アブソル」のハンデスが流行っていて、その対策としてデザインされたカード。

このドロー特性は現環境でも通用するぐらい強力。今も殿堂レギュレーションで殿堂入り(殿堂ポイント2)している。

■レントラーGL LV.X(DPt 第2弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184520j:plain

今で言う「ブラッキーVMAX」。この当時「ボスの指令」のようなカードがなかったので、色々なデッキに採用されていたらしい。

「ガブリアスC LV.X」と組み合わせた「ガブレン」というデッキが猛威を振るっていたらしい。

 LV.X(レベルエックス)とは? DPシリーズで登場したギミック。バトル場にいる同名カードをレベルアップ(進化)させることができるシステム。例) レントラーGL → レントラーGL LV.X

レベルアップ(進化)しても、レベルアップ前のポケモンが持っていたワザとポケボディー・ポケパワー(特性)を使う事ができた。ただし、レベルアップ前と後は同名カードとして扱われるため、デッキに入れられるのは両方合わせて4枚まで。

■ガブリアスC LV.X(DPt 対戦スターターパックSP「ガブリアスVSリザードン」収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184523j:plain

DPt環境で猛威を振るっていたカード。上記のレントラーと、SPポケモンをサポートするカード(エネルギーゲイン、ポケターン)で組まれた「ガブレン」というデッキがヤバかったらしい。

ちなみに、当時の80ダメージは今の環境だと160~180ぐらいのダメージ。

■ドンファン(グレートポケモン)(LEGEND 第1弾)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184528j:plain

グレートポケモン=同名カードよりもスペックが高く、縁がギザギザのカードの事を指すらしい。詳細は不明。

グレートポケモンの中でも「ドンファン」はかなり強く、高耐久(1進化でHP120+特性で受けるダメージ-20)でワザがとても優秀なので、かなり活躍したようです。

関係ないけどLEGENDのカードって、縁が黄ばんでるように見えるから人気ないよね…。

■レシラム・ゼクロム(BW 第1弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184531j:plainf:id:nakanakanotanaka:20211101184535j:plain

たねポケモンでありながら、当時の2進化ポケモン並みのスペックを持つ激強カード。ここからポケカのインフレが激しくなることに…。

「しんかのきせき」(たねポケモンが受けるワザのダメージ-20)を持たせた「ゼクロム」が暴れまわっていたらしい。

ちなみに、15周年記念で発売されたプレミアムセットにも同じカードが収録されていますが、そちらは超高額で取引されています。

■ミュウツーEX(BW 第3弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184747j:plain

ミュウツーカードゲームと揶揄されるくらい環境で流行ったカード。

「ミュウツーEX」が強すぎて、対策として「ミュウツーEX」が採用されるというわけのわからない状況を作ったカード。エピソードだけ聞いてると面白い。

■ゼルネアスEX(XY 第1弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184750j:plain

初のフェアリータイプの「ポケモンEX」です。特に強かったわけでもありません。(相方の「イベルタルEX」はめちゃくちゃ強かったらしい)

ハイクラスパック「THE BEST OF XY」に収録されていないのもポイント。運営が25thプロモにフェアリータイプのカードを入れたかったんだろうね。剣盾ではフェアリータイプがなくなってますけどね!!

■MレックウザEX(XY 第6弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184754j:plain

Mポケモンの中でも頭一つ抜けた性能を持ち、M環境TOPに君臨していたカード。

「スカイフィールド」というスタジアム(お互いのベンチが8枠になる)で3エネ240ダメージ出せるのが強かったようです。天敵は「バチュル」。

ソウルリンクのないM進化ポケモンは不遇。

■カプ・テテフGX(SM 第2弾収録)
f:id:nakanakanotanaka:20211101184757j:plain

雑に言うなら「ミュウツーEX」の超上位互換。特性でサポートをサーチできるのが強かった。

ほぼ必須カードであることと、ポケカが流行ってプレイヤーが急増したことにより1枚5,000円まで高騰したこともあるカード。

あとがき

25年の歴史を25枚のカードに絞るというのは相当大変な作業だったと思います。運営さんお疲れ様です。ただ、何故そのカードが選ばれたのかをもう少し詳しく説明してくれても良かったのではないかと思います。

コロナやら転売ヤーやらで大変な状況ですが、今後も頑張ってください。

ではでは、今回はこの辺りで。皆さま良きポケカライフを~ノシ

25th ANNIVERSARY COLLECTION はコチラ

※ポケモンカード関連の画像は ポケモンカードゲーム公式サイト「トレーナーズウェブサイト」 よりお借りしました。

スポンサーリンク