【ポケカ】「スターターセットVSTAR ルカリオ・ダークライ」評価とプチ考察
2022年2月25日(金)発売のスターターセットVSTAR「ルカリオ・ダークライ」の情報が公開されたので、評価とプチ考察を行いたいと思います。
この記事が皆さまの参考になれば幸いです。
< 評価 >
S:とても強い A:強い B:標準 C:弱い D:とても弱い
※評価は個人の主観によるものです。また、構築や今後でてくるカードによって評価が変わります。
※読みやすくするためにカードの略称を使用することがあります。ご了承ください。
「スターターセットVSTAR ルカリオ・ダークライ」評価とプチ考察
スターターセットVSTAR ルカリオ
■ルカリオV
評価:C
ワザ:クラッシュパンチは「ダブルターボエネルギー」1枚でワザを使えるのがえらい。ただし、エネ破壊の対象が特殊エネルギーのみというのが賛否。一応、特殊エネを貼らせないための牽制に使える。
下ワザはエネの縛りが緩い分、威力は控えめ。
Vスタートデッキの「ルカリオV」の方がワザが強いので、進化元にはそちらをオススメします。
■ルカリオVSTAR
評価:S⁻
ワザ:ファイティングナックルはポケモンV相手なら240ダメージ。「ダブルターボエネルギー」を使って2エネ220ダメージと考えれば弱くはない。
VSTARワザ:はどうスターは脅威の×70ダメージ!相手の場にエネルギーが5枚あるだけでVMAXをワンパンすることができる。しかも2エネで起動できるのが強力。
ポケモンV・VMAX相手ならコスパの良いVSTAR。ただし、ポケモンV以外の相手は苦手。
■ガッツのつるはし
評価:S⁺
1エネ加速 or 1枚ドロー できる強力なグッズ。
「ヤレユータン」や「スマホロトム」でデッキトップを操作する必要があるが、エネ加速先の縛りも少なく、エネ加速できなくても1ドローに繋がるのが強力。
かなりの闘タイプ強化。デッキ圧縮グッズとしても使える。
スターターセットVSTAR ダークライ
■ダークライV
評価:A⁻
130ダメージ+ねむりを付与するワザ:ダークホールがいやらしいポケモンV。
3エネ必要なのが少し重たく感じるが、「ダークパッチ」が再録されるのでまぁなんとかなる。
いざというときの時間稼ぎ要員として重宝しそう。
■ダークライVSTAR
評価:S
無色2エネで使える青天井ワザ:あくのはどうが強力で、自分の場に悪エネルギーを10枚用意すればVMAXもワンパン(330ダメージ)することができる。
場にエネルギーを貯める手段としてはアルセウス・ガラルファイヤー・ダークパッチや、ガラルマタドガスの特性:エナジーファクトリーが候補に。
トラッシュからグッズを2枚まで手札に回収できるVSTAR特性:スターアビスはかなり汎用性が高い。
「こだわりベルト」「ダークパッチ」他、トラッシュから回収したいグッズは山ほどある。今後グッズが増えれば増えるほど活躍の幅が広がる。
草弱点なので、闘弱点のムゲンダイナ・ゲンガーと組み合わせると弱点分散ができて良い。一番組ませたいガラルファイヤーはダークライと同じ草弱点。ちょっと残念。
■フーパ
評価:C
1エネのエネ加速ワザを持つ非ルールポケモン。
取られるサイドが1枚で済む利点はあるものの、まじんのてでエネ加速する暇があるならアサルトゲート(1エネ90ダメージ)で攻撃した方が強い。
下ワザも3エネ要求の割にはただの100ダメージなのが厳しめ。
■ダークパッチ
評価:S
悪タイプ専用のエネ加速グッズ。
このグッズのおかげで使いやすくなる悪タイプのポケモンは非常に多いが、一番大きいのは「ガラルファイヤーV」が後攻1ターン目から攻撃できるようになったこと。
後1から200前後のダメージが飛んでくる理不尽さをミュウにも味わってもらいましょう。
あとがき
ダークライVSTARとダークパッチの登場で、ミュウ1強環境を打破できるのか?こうご期待!!
今回はこの辺で。皆さま良きポケカライフを~ノシ
※ポケモンカード関連の画像は ポケモンカードゲーム公式サイト「トレーナーズウェブサイト」 よりお借りしました。
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【ポケカ】「リザードンVSTAR & エンテイV」デッキ【Dレギュ】
スターバースの目玉として「アルセウスVSTAR」と一緒に紹介された「リザードンVSTAR」のデッキを組んでみました。
この記事が皆さまの参考になれば幸いです。
※読みやすくするためにカードの略称を使用することがあります。ご了承ください。
「リザードンVSTAR & エンテイV」デッキ
デッキ紹介
デッキレシピ
【デッキコード】84cxc4-9y3Mfc-84D88x
ポケモン(17)/ グッズ(15)/ サポート(12)/ スタジアム(4)/ エネルギー(12)
たねポケモン(12)… マリガン率 約19%
アタッカー:リザードンVSTAR、エンテイV
サブアタッカー:リザードンV、ファイヤー
エネルギー供給:キバナ、マグマの滝壺
ポケモンサーチ:クイックボール、ハイパーボール、しんかのおこう、キャプチャーエネルギー
入れ替え札:ポケモンいれかえ、あなぬけのヒモ、ふうせん
ドローソース:チラチーノ、クロバットV、博士の研究、マリィ
干渉札:あなぬけのヒモ、ボスの指令
デッキコンセプト
デッキタイプ:ミッドレンジ
序盤は「エンテイV」で戦いながら場を整え、中盤以降は育てた「リザードンVSTAR」で戦い、サイド2-2-2を押し付けていくデッキ。
エネ加速には「マグマの滝壺」と「キバナ」。システムには滝壺と相性が良い「チラチーノ」を採用。
採用カード紹介
ポケモン
■リザードンV・VSTAR
アタッカー:2-2
「リザードンV」… ワザがエネ要求の割に強くないので、さっさとVSTAR進化に進化させたい。
相手のどうぐをトラッシュできるワザ:やきつくすがたまに活躍するかも。
「リザードンVSTAR」… 微妙にワンパンされづらいHPラインに、倒されてもサイドが2枚で済むのが強力なポケモン。
ただし、進化とエネ貼りに時間が掛かるので、序盤はエンテイで立ち回ります。
ワザ:ばくれつファイヤーは滝壺+手貼り+キバナで即起動可能。
VSTARワザ:スターブレイズは4エネ320ダメージ。こだわりベルトを持たせれば、全てのVMAXをワンパンすることができます。
■エンテイV
アタッカー:4
序・中盤のアタッカー。リザードンVSTARの準備が整うまでの繋ぎ役。
特性:しゅんそくによる1ドローと、2エネで最大220ダメージ出せるワザ:バーニングロンドが強力。手札次第では後1からワザを使う事ができます。
エンテイスタートの確率を上げるために4枚採用。
■ファイヤー
アタッカー:1
非ルールの1エネアタッカー。マグマの滝壺を使って、手貼り無しで90ダメージだせるのがえらい。
手貼りを他のアタッカーに回したい場合や、間にサイド1枚を挟みたい時に便利。
<主なダメージプラン>
バーニングロンド 160~200 + 90 = 250~290 タフネスV・VSTAR
バーニングロンド 220 + 90 = 310 おまもりVSTAR・VMAX
ばくれつファイヤー 230 + 90 =320 VMAX
スターブレイズ 320 VMAX
こだわりベルト +30ダメージ
■チラーミィ / チラチーノ
ドローソース:3-3
特性:やりくりが滝壺と相性が良いので採用しました。
進化元にスターバースで登場した「チラーミィ」を採用することで、チラーミィスタートしてもそれなりに強い動き(エネ1枚でポケモン2匹展開)を取る事が出来ます。
■クロバットV
ドローソース:1
序盤・終盤の要求が多い場面で山札を引きにいくために1枚だけ採用。
■ネオラントV
サポートサーチ:1
ボール系からボス・キバナに触れるように1枚採用しました。
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トレーナーズ
■クイックボール / ハイパーボール / しんかのおこう
ポケモンサーチ:4-3-3
「クロバットV」の採用と炎エネルギーのトラッシュ手段として、クイボとハイボが多めの配分となっています。
進化ポケモンのVSTARとチラチーノを並べやすくするため、おこうも合わせて採用しています。
■ポケモンいれかえ / あなぬけのヒモ / ふうせん
入れ替えグッズ:1-1-1
入れ替え手段は枠の都合で3枚だけです。
アタッカーに「こだわりベルト」を持たせたいので、「ふうせん」は最低限の採用。
■こだわりベルト
ダメージ増強グッズ:2
ポケモンVへ与えるダメージが+30される強力などうぐ。これ1枚でワンパン要求値が大幅に下がる。
■博士の研究 / マリィ
ドローサポート:4-3
ドロサポは合わせて7枚の採用です。手札干渉手段がないので、マリィは必須。
ネオラントを採用しているので、ドロサポは1・2枚削っても良い。
■ボスの指令
ベンチ呼び出しサポート:3
サイド2-2-2の楽なプランをとるため、1試合に2回使いたいので3枚採用。
■キバナ
巻き返しサポート:2
バトル場が倒された次の番の巻き返しに使えるサポート。微妙にエネが重い「リザードンVSTAR」と相性が良い。
滝壺+手貼り+キバナでVSTARの即起動が可能。
■マグマの滝壺
エネ加速スタジアム:4
滝壺がないとエネルギーの供給が間に合わないので、上限まで採用しました。
ベンチにしかエネ加速できないので注意。
■基本炎エネルギー / キャプチャーエネルギー
エネルギー:8-4
「キャプチャーエネルギー」… アタッカーが無色エネルギーに対応しているので採用しました。ポケモンの展開が少し楽になります。
採用候補カード
■マナフィ
ベンチバリア要員。ベンチ攻撃が流行ればデッキに入れたい。
■ワタシラガV
特性:ハッピーマッチでトラッシュからサポートを回収できるポケモン。
ネオラントの方が使い勝手が良いが、チラチーノの特性と相性が良いのはワタシラガ。
■ツールスクラッパー / ツールジャマー
ポケモンのどうぐの除去・無効化グッズ。
ベルト・ふうせん・マントなどのどうぐを重く見る場合に採用したい。
■タフネスマント / 大きなおまもり / ヒート炎エネルギー
アタッカー陣の場持ちを良くしてくれるカード。
攻めよりも守り寄りの構築にしたい場合に採用したい。
あとがき
水タイプのはくばが苦手ですが、それ以外のデッキには5分に戦えるデッキではないでしょうか?
今回はこの辺で。ではでは、皆さま良きポケカライフを~ノシ
※ポケモンカード関連の画像は ポケモンカードゲーム公式サイト「トレーナーズウェブサイト」 よりお借りしました。
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【ポケカ】「ポケモンVSTAR(ブイスター)」の評価とプチ考察【スタンダード】
「ポケモンVSTAR」のカードリストと、個人的な評価とプチ考察をまとめた記事です。
この記事が皆さまの参考になれば幸いです。
< 評価 >
S:とても強い A:強い B:標準 C:弱い D:とても弱い
※評価は個人の主観によるものです。また、構築や今後でてくるカードによって評価が変わります。
※読みやすくするためにカードの略称を使用することがあります。ご了承ください。
「ポケモンVSTAR」の評価とプチ考察
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「ポケモンVSTAR(ブイスター)」とは?
「ポケモンVSTAR(ブイスター)」はポケモンVの進化先の1つとして「スターバース(2022/ 1/14 発売)」から登場しました。
HP240~300(中央値:270)で取られるサイドが2枚という、ポケモンVよりも倒しづらいのにポケモンVMAXよりも取られるサイドが1枚少ないという絶妙な強さを持ちます。
また、ポケモンVSTARは「VSTARパワー」という1試合に1度だけ使える強力な特性・ワザを持っています。
VSTARパワーは「ポケモンGX」が持つGXワザ(1試合に1度だけ使える)と別々に扱われるので、エクストラではVSTARパワーとGXワザを両方1度ずつ使えます。
「ポケモンVSTAR」一覧
草タイプ
■シェイミVSTAR(収録:スターバース)
評価:C
試合が進むほど強くなるポケモンVSTAR。ワザ:リベンジバーストの最大威力は320ダメージ。2エネでこのダメージは破格。
ただし、序盤は大ダメージを出せないのが難点。中盤以降のアタッカーとして運用したい。
VSTAR特性:スターブルームはベンチの草タイプポケモン全員のHPを120回復させる効果。縛り(1試合に1回、ベンチの草タイプ限定)の割には回復量が物足りない。
回復繋がりで「セレビィVMAX」「ザルードV」のような回復系の特性・ワザを持つ草タイプと相性が良さそう。
■リーフィアVSTAR(収録:草のリーフィアVSTAR)
評価:B
ワザ:リーフガードは180ダメージ+ダメージ軽減。VMAX相手なら悪くはないが、V相手だと少し物足りなさを感じる。攻めるなら「こだわりベルト」、守るなら「スノーリーフバッジ」を持たせたい。
VSTAR特性:アイビースターがとても強力。いちげきと悪タイプデッキの特権だった「ブラッキーVMAX」の"疑似ボスの指令"が、草タイプでも使えるようになったのが大きい。1試合に1回しか使えないので、ここぞという時に使用したい。
進化元を共有できるので、「リーフィアVMAX」と相性が良い。
■ヒスイドレディアVSTAR(収録:スペースジャグラー)
評価:B⁺
ワザ:キャメルスピンは3エネ230ダメージと悪くはない数値。
付いているエネルギーを手札に戻さないといけないのは基本的にはデメリットだが、「キャプチャーエネルギー」のなどの特殊エネルギーを使い回せる点があるので良し悪し。
VSTAR特性:スターパフュームのサーチ性能はとても強力。草タイプのポケモンと草エネルギーを合計5枚サーチは汎用性が非常に高く、腐る場面が少ない。
■ジャローダVSTAR(収録:白熱のアルカナ)
評価:B⁻
耐久寄りのVSTARポケモン。
ワザ:ロイヤルミキサーは要求に無色2エネ付いているのがえらい。これにより、「ダブルターボエネルギー」で実質2エネでワザが使える。その場合は170ダメージと少し物足りないが、耐久に寄せるなら問題のない数値。ワザの効果で場にエネルギーが残りやすいのも嬉しいポイント。
VSTARワザ:スターワインダーは青天井火力+いれかえ効果。高ダメージを出しやすいので終盤のフィニッシュ技として使える他、いれかえの緊急手段としても使える。
炎タイプ
■リザードVSTAR(収録:スターバース)
評価:A⁻
取られるサイドが1枚減ったかわりに進化させる手間が増えた「レシラム&リザードン」。
ワザ:ばくれつファイヤーはげきりんを少しマイルドにした性能。スタジアム「マグマの滝壺」でダメカンをのせることができるので、手軽に230ダメージ出すことができる。素点130が地味にえらい。
VSTARワザ:スターブレイズは4エネ320ダメージという超高火力ワザ。「こだわりベルト」を持たせれば、全てのポケモンVMAXをワンパンすることができる。THE・炎タイプ!といったワザ性能で気持ちが良い。
HP280ではあるものの、滝壺でダメカンがのる事を考えると、実質耐久値はそこまで高くない。「ヒート炎エネルギー」等でHPの底上げを検討したい。
「リザードンVMAX」と一緒に入れて、状況に合わせて進化先を使い分けるなんて使い方が面白い。
→「リザードンVSTAR & エンテイV」デッキへ
■バオッキーVSTAR(収録:VSTARユニバース)
評価:C
ワザ:ひのたまフィーバーの最大火力は240ダメージ。山札から任意の枚数をトラッシュできるので、自身のVSTARワザやトラッシュを利用するデッキと相性が良い。
VSTARワザ:エンバースターはトラッシュのエネルギー枚数を参照する青天井ワザ。「ウルガモスV」のワザ:さかまくほのおよりもダメージ倍率が高く、トラッシュのエネルギーを山札に戻さなくていいのがポイント。
ひのたまフィーバーでトラッシュを増やし、エンバースターやウルガモスVで高火力を目指す構築が鉄板か。
水タイプ
■グレイシアVSTAR(収録:氷のグレイシアVSTAR)
評価:B⁺
ワザ:つららショットは中打点を与えながら相手に入れ替え札を要求できるのが強み。逃げ0(ミュウ)、ふうせん(レックウザ)、ハイド悪(ダイナ、ゲンガー)、みずのとう(ウーラオス)などに幅広く対応できる。
VSTARワザ:クリスタルスターは相手に220ダメージを与えながら次のターン無敵になれるのが強力。
ただし、ベンチに下がるとワザ効果が消えてしまうので、「あなぬけのヒモ」や「ボスの指令」に注意。
リーフィアと同じく攻めるなら「こだわりベルト」、守るなら「スノーリーフバッジ」を持たせたい。
ポケモンVMAXと殴り合うには良い性能をしているが、ポケモンVと殴り合うにはちょっと辛い性能。
■オリジンパルキアVSTAR(収録:スペースジャグラー)
評価:S⁺
アルセウスVSTARに続くぶっ壊れカード。
ワザ:あくうのうねりが超強力で、2エネ(メロン+手貼り)で最大260ダメージだすことができる。「こだわりベルト」を持たせれば290ダメージでVSTARワンパン。さらに「かがやくルチャブル」をベンチに置けば320ダメージでVMAXワンパンまで持っていくことができる。
相手がダメージが上がるのを嫌ってベンチを絞ってきた時は、「やまびこホーン」で無理やり呼び出してやりましょう!「崩れたスタジアム」は苦手。
VSTAR特性:スターポータルは水タイプであれば水エネを3枚好きなようにエネ加速できるので汎用性がとても高い。
パルキア自身にエネ加速してもいいし、他の強力な水タイプアタッカーにエネ加速してもいい。
HPもしっかりと280あるのが◎。
■アローラロコンVSTAR(収録:白熱のアルカナ)
評価:A⁻
「メガミミロップ&プリンGX」のようにVシリーズの終わりを匂わせてくるVSTAR。良くも悪くも環境に左右されやすい性能。
ワザ:スノーミラージュはダメージ貫通+ダメージ無効化とかなりえげつない性能。環境で活躍しているポケモンは特性持ちが多いので活躍する場面は多い。
VSTARワザ:ぎんせつスターはまさかの0エネワザ。ミュウVMAXデッキのようなほぼポケモンVしか入っていないデッキにはかなり刺さる半面、そうではないデッキには1ミリも刺さらない。
進化前・進化後ともにHPが極端に低いのが悩みどころ。メインアタッカーというよりもサブアタッカーとして1・2枚入れておくのが無難。環境次第で入れたり抜いたりするカード。
雷タイプ
■ジバコイルVSTAR(収録:ダークファンタズマ)
評価:B⁻
ワザ:マグネグリップは中打点+グッズ2枚サーチとなかなかに強力。今後強力なグッズが収録されれば活躍の機会は多くなりそう。打点は下がるが「ダブルターボエネルギー」を使えば2エネで使えるのも◎。
VSTARパワー:エレクトロスターは2エネと軽いので、2ターン目に相手の非エクポケモンを倒して展開を妨害したり、ポケモンVにダメージのせておき、VSTARに進化されてもツーパンできるようにしておけるのが強い。
■ゼラオラVSTAR(収録:VSTAR&VMAX ハイクラスデッキ ゼラオラ)
評価:C
ワザ:クラッシュビートは3エネ190ダメージと少し足りないのでベルトを持たせて220まで引き上げたい所。ワザ効果のスタジアム破壊が任意なので、デッキにスタジアムを採用しやすくなるのは〇。
VSTARパワー:いかずちスターはダメージばらまきワザ。60ダメージを4回選択できて柔軟性は高いが、4エネで重いのとベンチバリアで止まってしまうのが難点。
■ロトムVSTAR(収録:VSTARスペシャルセット)
評価:B
ワザ:スクラップパルスは2エネ80ダメージ+倍率40の青天井ダメージと超強力。ただし、デッキにポケモンのどうぐを大量に採用しないといけない、トラッシュ管理が必要などなかなかに尖った性能。
VSTAR特性:へんかんスターは手札入れ替え能力。入れ替え枚数に上限がないので、手札を上手く溜めてから使いたい。ワザとの相性も良好。
超タイプ
■エルフーンVSTAR(収録:スターバース)
評価:B⁺
ワザ:トリックウインドによる160ダメージを与えながらのどうぐと特殊エネの手貼り妨害が強力。
VSTARワザ:わただまスターはベンチ攻撃可能な青天井ワザ。ダメージ倍率が60なので、エネルギー5枚以上でVMAXワンパンまで持っていける。
"弱点の分散"と"特性によるエネ加速"を行えることから、「こくばバドレックスVMAX」との相性が良い。
耐久低めなのが難点。
■ヒスイバクフーンVSTAR(収録:バトルリージョン)
評価:C
ワザ:ホロウフレイムは3エネで実質210ダメージ。ダメージ量的には最低限といった感じ。環境的に「こだわりベルト」は必須。
VSTARワザ:カゲロウスターの強制きぜつはとても強力だが、ダメカンが4個じゃないといけない(多くても少なくてもダメ)のが面倒。
ダメカンを乗せる方法としては、「ドラパルトVMAX」のワザ:ダイファントムや「インテレオン」の特性:クイックシューター、ホロウフレイム+「ガラルジグザグマ」の特性:かんしゃくヘッド辺りが候補。
メインアタッカーとして採用するには課題が多いので、サブアタッカー+牽制要員としての採用が無難。
■ミュウツーVSTAR(収録:Pokémon GO)
評価:B⁺
2エネワザ:サイコパージは最大270ダメージと多くのVSTARをワンパンできるのが魅力的。ただし、ダメージを出すには超エネルギーのトラッシュが必要なのがネック。なにかしらのエネ加速手段を用意したい。
VSTARワザ:スターレイドはポケモンVへのダメージばらまきワザ。Vにダメカンをのせておけば、サイコパージのデメリットが軽くなる他、VMAXも倒せるようになる。早めに使って相手に圧力をかけるか、終盤に使ってサイド一気取りを狙いたい。
■デオキシスVSTAR(収録:VSTAR&VMAX ハイクラスデッキ デオキシス)
評価:B⁻
ワザ:サイコジャベリンは3エネ190ダメージ+ベンチ狙撃。ベンチ狙撃がポケモンV限定なのが難点。
VSTARワザ:スターフォースはお互いのバトル場のエネルギー枚数を参照する1エネ青天井ワザ。ダメージ倍率60とかなり強力だが、相手依存かつ低エネワザがひしめく環境なので活躍の機会は少なそう。
■クチートVSTAR(収録:白熱のアルカナ)
評価:C
ワザ:サドンイーターは条件を満たせば無色2エネで180ダメージと良コスパ。ただし、火力不足感が否めないので、対Vポケモンにはベルト必須。
ワザが無色2エネでいろいろなデッキに出張できるのは◎。
VSTAR特性:スターロンドはサポート「グズマ」と似たような効果で、入れ替え+ベンチ呼び出し。クチートのワザと相性の良い強力な特性だが、クチート自体が非力で弱点を突かない限りワンパンを狙える相手が限られてくるのが悩みどころ。
サブアタッカーとして1エネ160ダメージ(ダブルターボ使用)の奇襲を仕掛けるのが強そう。
■アンノーンVSTAR(収録:パラダイムトリガー)
評価:D
まさかのアンノーンがVSTAR化。
ワザ:トライパワーはまさかのコイン技。最大ダメージである210ダメージをだせる確率は12.5%。コインが好きな人には良いのかもしれない。
VSTARワザ:スターサイファーは相手の弱点を超弱点に上書きする効果。強力な効果ではあるものの、きぜつすると効果が無くなる点や、ワザが3エネ要求で地味に重いのが難点。ワザじゃなくて特性だったらぶっ壊れだった。
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闘タイプ
■ルカリオVSTAR(収録:スターターセットVSTAR ルカリオ)
評価:B
ワザ:ファイティングナックルはポケモンV相手なら240ダメージ。「ダブルターボエネルギー」を使って2エネ220ダメージと考えれば弱くはない。
VSTARワザ:はどうスターは脅威の×70ダメージ!相手の場にエネルギーが5枚あるだけでVMAXをワンパンすることができる。しかも2エネで起動できるのが強力。
ポケモンV・VMAX相手ならコスパの良いVSTAR。ただし、ポケモンV以外の相手は苦手。
■ヒスイジュナイパーVSTAR(収録:バトルリージョン)
評価:C
ワザ:サマーソルトフェザーの打点は160・190・220・250ダメージ。「こだわりベルト」を持たせれば280ダメージまで打点が伸び、高耐久のポケモンVSTARを倒すことができる。
「ダブルターボエネルギー」を使うと実質2エネでワザが使える分打点が少し下がり、140・170・200・230とベルトで260ダメージに。
相手に合わせて打点を調整できるのが最大の強みだが、エネ消費がかなり激しいので、エネ供給手段がないとすぐガス欠に陥る。
VSTAR特性:フウウンスターはシンプルな効果で汎用性が高い。フウウンスターで手札を補充しながらのボス・キバナなど、強い動きはいくらでもある。
「ルカリオVSTAR」が対ポケモンVで「ヒスイジュナイパーVSTAR」は非Vポケモン向けという印象。
■バサギリVSTAR(収録:タイムゲイザー)
評価:D
ワザ:ブレイクアックスはベンチ攻撃も出来るのにエネ要求が軽いのが優秀。ただし、ダメージ量が控えめなので、相手の弱点を突くか「こだわりベルト」などでダメージを上乗せしたい。
一番ダメージを与えたい非Vにはベンチ攻撃ができないのが辛い。
VSTARワザ:ランページスターは1エネで使えるのは良いが、序・中盤はダメージを出しづらい。終盤のフィニッシュワザとして取っておきたい。
■プテラVSTAR(収録:ロストアビス)
評価:A⁻
ワザ:ロストダイブは3エネ240ダメージと高火力。ベルトを持たせれば一部を除いたVSTARをワンパン出来るのが強い。デメリットとして山札3枚をロストするので思わぬ事故に注意。
VSTARワザ:エンシェントスターは相手のポケモンVの特性を縛る効果。無色1エネで使えて相手を一方的に縛れるのが◎。ただし、ワザを使った返しの番で倒されると意味がないので、タイミングの見極めが重要。
悪タイプ
■ダークライVSTAR(収録:スターターセットVSTAR ダークライ)
評価:A
無色2エネで使える青天井ワザ:あくのはどうが強力で、自分の場に悪エネルギーを10枚用意できれば、330ダメージでVMAXもワンパンすることができる。
場にエネルギーを貯める手段としてはアルセウス・ガラルファイヤー・ダークパッチや、ガラルマタドガスの特性:エナジーファクトリーが候補に。
VSTAR特性:スターアビスのグッズ回収はかなり汎用性が高い。
「ダークパッチ」などトラッシュから回収したいグッズは山ほどある。今後グッズが増えれば増えるほど活躍の幅が広がる。
草弱点なので、闘弱点のムゲンダイナ・ゲンガーと組み合わせると弱点分散ができて良い。一番組ませたいガラルファイヤーはダークライと同じ草弱点。ちょっと残念。
■ヒスイダイケンキVSTAR(収録:バトルリージョン)
評価:A⁺
ワザ:むじひなやいばは条件付きで2エネ220ダメージ。2エネで出せる火力としてはかなり破格な性能。
ダメカンをのせる手段は「ガラルジグザグマ」「インテレオン」「アブソル」辺りが候補。自身のVSTAR特性でもダメカンをのせられるが、こちらはVSTAR・VMAX用にとっておきたい。
ダメージラインは220ダメージに「こだわりベルト」+VSTAR特性で290ダメージ。「かがやくルチャブル」か「ダンテ」でVMAXラインの320ダメージ。ここにかんしゃくヘッドかクイックシューターをのせれば、お守りなしのVMAXは倒すことができる。
VSTAR特性:ザンゲツスターのダメカン4個のせは一見地味だが、ベルト・ダンデよりもダメージを出せることを考えるとなかなかに強力。
ダイケンキ・ムゲンダイナのダメージ補助や、ヤミラミ・ケケンカニのようなダメカンを参照するワザを持つポケモンと相性がいい。
■ドラピオンVSTAR(収録:ロストアビス)
評価:B⁺
ワザ:ビックバンアームはまさかの3エネ250ダメージ!ただしダメカンが乗るとダメージが下がってしまうので、殴る直前までバトル場に出さない、「ダークパッチ」などで素早くエネ加速するなどの工夫が必要。
VSTAR特性:ハザードスターは相手が入れ替えられなければVMAXまで倒せる(250+30+30+30=340ダメージ)し、どくで気絶すると「キバナ」などが使えないなど地味に見えてなかなか強力。
鋼タイプ
■オリジンディアルガVSTAR(収録:タイムゲイザー)
評価:S⁻
VSTARワザ:スタークロノスによる220ダメージ+追加ターンがぶっ壊れ。「チャーレムV」のワザ:ヨガループと違い、ダメージ調整がいらないのが強い。追加ターンには夢がある。
ただし、かなり重い5エネ要求なので、「アルセウスVSTAR」や「メタルソーサー」などのエネ加速手段は必須。「ドータクン」の特性:メタルトランスも有効。ドータクンといえばモミ。
ワザ:メタルブラストは素点40あるのがえらい。スタークロノス要求の5エネなら240ダメージ。6エネで280ダメージでる。
相手の残りHPに合わせてダメージを調整できるので、ディアルガを倒されて場からエネルギーがなくなった!なんて事にならない立ち回りを心がけたい。
■ザシアンVSTAR(収録:VSTARスペシャルセット)
評価:A⁺
待望のVSTAR化!
ワザ:ブレイクエッジがダメージ貫通ワザなので、進化元が苦手だった特性:ミラクルボディミルタンクのような相手でも安定して戦うことが出来るようになった。
VSTARワザ:ソードスターは4エネ310ダメージと超高火力。ベルトを持たせれば、現時点で最大HPを誇る「ムゲンダイナVMAX」もワンパン出来る。
特性:ふとうのつるぎザシアンが使える今が遊び時。
■ザマゼンタVSTAR(収録:VSTARスペシャルセット)
評価:A
ワザ:ギガインパクトは3エネ220ダメージと十分な火力。ふとうザシアンと比べてはいけない!
VSTAR特性:シールドスターは自分のポケモン全員に100ダメージ軽減を付与する効果。
ベンチ狙撃系の攻撃を1回分無効化できたり、相手のサイドレースを1ターン遅らせたりできるので、タイミングを間違えなければかなり強力。個人的にはもう少し強くてもよかった気がする。
竜タイプ
■ヒスイヌメルゴンVSTAR(収録:ダークファンタズマ)
評価:A
超耐久で時間切れを頻発させる懸念のあるヤバイポケモン。
弱点なしの竜タイプでワザ:アイアンローリングの80ダメージ軽減。さらに、VSTAR特性:モイストスターでHPを全回復することができるので、ワンパンできない場合は何ターンも居座ることができる。
水・鋼の2色要求だが、エネ加速に「メロン」が使えるので、同じ耐久型(?)のジュラルドンと比べるとかなり楽。
ベンチに戻るとわざの効果がなくなるので、「あなぬけのヒモ」や「ボスの指令」には要注意。
■カイリューVSTAR(収録:Pokémon GO)
評価:C
ワザ:ギガインパクトはベルトを持たせればVSTARをワンパンできるほどの高火力だが、4エネと重い上に色拘束が厳しく、反動で連続して攻撃できないなどなかなか厳しい性能。
VSTARワザ:ドラゴニックスターは1エネのエネ加速ワザ。12枚もめくれば3エネぐらいはエネ加速できるハズ。めくれる枚数を減らしていいから特性にして欲しかったなぁ…。
「ダブルドラゴンエネルギー」が存在するエクストラ環境では大暴れしているらしい。
■ギラティナVSTAR(収録:ロストアビス)
評価:S⁺
ワザ:ロストインパクトは脅威の3エネ280ダメージ。来るところまできた感がある。デメリットの2エネロストがあるので安易に連発はできないが、対V・VSTARならまさに敵なし。
草・超の2色要求だが、同時に収録された「ミラージュゲート」があれば無問題。
VSATRワザ:スターレクイエムはまさかの強制きぜつ効果。ロストを10枚溜めないといけないが、上ワザでもロストゾーンが溜まっていくので意外と早い段階で使えるようになる。
高火力ワザに強制きぜつ、HP280で弱点なしと間違いなくVSTAR最強の一角。エネルギーロストが激しいので、非エク対面などでは進化さない方がいい場面もある。
■レジドラゴVSTAR(収録:パラダイムトリガー)
評価:S⁻
ワザ:りゅうむそうはトラッシュの竜タイプの持つワザをコピーするワザ。トラッシュに送る手間はかかるものの、落としてしまえば何でもできるようになるので汎用性がかなり高い。
「ハイパーボール」や「トレッキングシューズ」、「バーネット博士」などトラッシュに送る手段は意外と多い。エクストラには「バトルコンプレッサー」という激強グッズがあるんですけどね。
要求エネが草・草・炎と重いのが難点。エクストラには「ダブルドラゴンエネルギー」という激強エネルギーがあるんですけどね。
VSTAR特性:レガシースターはトラッシュから任意のカードを2枚まで回収する能力。山札7枚のトラッシュから入るので、トラッシュに何もなくてもワンチャンに賭けることができる。トラッシュ回収手段というよりも、ワザマシンを落とすための手段という意味合いが強そう。
カードプールが広がるほど強くなるカードなので、スタンダードよりもエクストラの方が強そう。
無色タイプ
■アルセウスVSTAR(収録:スターバース)
評価:S⁺
ワザ:トリニティノヴァによる200ダメージ+3エネ加速が超強力。要求が無色3エネというのも強さに拍車を掛けている。
VSTAR特性:スターバースは自分の山札から好きなカードを2枚サーチできる特性。1試合に1度とはいえ、好きなカード2枚を好きなタイミングで持ってこれるのはとても強力。
HP280と微妙にワンパンされにくい上、取られるサイドが2枚というのも強力。唯一の欠点は闘弱点ということ。「れんげきウーラオスVMAX」や「ガラルサンダーV」には気を付けたい。
数え切れないほど多くのポケモンと相性が良いため、デデクロ並みの採用率を誇る事になりそう。
→ 水型「アルセウスVSTAR」デッキへ
■ヒスイゾロアークVSTAR(収録:ダークファンタズマ)
評価:S
ワザ:のろいをきざむは2エネ300ダメージ出せるのが超強力。ただし、条件がちょっと厄介。
自陣にダメカンをばらまく手段としては「大口の沼」や「ダメージポンプ」が使いやすい。その他、じしんやゲイルパンチでばらまくのも良さそう。
VSTAR特性:ファントムスターは最強ドロサポ「博士の研究」と同じ効果で汎用性が抜群。無色タイプでどのデッキにも採用しやすいのも評価ポイント。
■ルギアVSTAR(収録:パラダイムトリガー)
評価:S⁻
ワザ:ストームダイブは無色4エネで220ダメージ+スタジアム破壊とかなり強力。4エネとちょっと重い分、デメリットがないのが〇。
4エネを手張りしていくのは現実的ではないので、何かしらのエネ加速手段は必須となる。
VSTAR特性:アッセンブルスターはトラッシュの無色ポケモンを2匹までベンチに出す能力。
ルールを持たない無色ポケモンなら2進化でもベンチに呼び出すことができるので、同じ弾に収録された特性:プライマルターゲットの「アーケオス」とヤバイことになる。
…ルギアというよりもアーケオスが強いんだと思う。それと、ルギアがいる間は強い無色の2進化は出ないだろうなぁ。
■レジギガスVSTAR(収録:VSTARユニバース)
評価:A⁺
最後の最後にまさかのHP300のVSTARが登場!
ワザ:ギガインパクトは無色3エネ230ダメージとかなり強力。ただし、次のターンワザが使えなくなるので、入れ替え手段は普段よりも多めに入れたい。(逃げエネ4なので、にげるでの入れ替えは難しい)
VSTAR特性:スターガーディアンは条件が厳しい分、効果は強力。サイド枚数の調整をする必要があるものの、「あなぬけのヒモ」や「ボスの指令」で相手のアタッカーをベンチに下げてから使えば、戦うことなく相手のアタッカーを除外することができる。そこからバトル場を倒せば、相手は一気に2体のポケモンを失うことに。相手が後続を育てられてなければ、そこから逆転することも可能。
※ポケモンカード関連の画像は ポケモンカードゲーム公式サイト「トレーナーズウェブサイト」 よりお借りしました。
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【ポケカ】拡張パック「スターバース」カードリストの評価とプチ考察
2022年1月14日(金)発売の「スターバース」のカードリストが公開されたので、早速評価とプチ考察をしていきます。
先に言っておきますが、「スターバース」は環境をガラリと変えてしまうカードが多数収録されていてメチャクチャ熱いです!
拙い記事ではありますが、皆さまの参考になれば幸いです。
< 評価 >
S:とても強い A:強い B:標準 C:弱い D:とても弱い
※評価は個人の主観によるものです。また、構築や今後でてくるカードによって評価が変わります。
※読みやすくするためにカードの略称を使用することがあります。ご了承ください。
拡張パック「スターバース」カードリストの評価とプチ考察
ポケモン
草タイプ
■タマタマ / ナッシー
評価:C / C⁺
「タマタマ」… ワザが使いやすくなっているのは良いが、HPが10低くなっているのはいただけない。
「ナッシー」… 無色が混じっているとはいえ、ワザの要求が重すぎる。
■キノココ / キノガッサ
評価:C / C
「キノココ」… タマタマと同じく、耐久が下がるのは進化元としては厳しい。
「キノガッサ」… ワザ:ふんじんアッパーが1エネで使えて強いけど、使うのに2ターンかかるのが厳しい。
■トロピウス
評価:C
特性:いやしのこかげを積極的に使用したい場合、「おうえんYホーン」と組み合わせるか、ワザの効果で自分がこんらんになるポケモンと組み合わせるのが良さそう。
ただし、草エネルギーが入らないデッキには採用できないのがネック。
こんらんは自然回復しないので、地味に厄介な状態異常だったりする。
■ナエトル / ハヤシガメ / ドダイトス
評価:B⁺ / S / A
「ナエトル」… HP80あるのがえらい。
「ハヤシガメ」… 特性:ひだまりのこうらがとても強力。進化先の「ドダイトス」のワザと相性が良いのも評価ポイント。
1進化でこの特性はかなり破格で、なんなら進化させない方が強いまである。逃げエネが重いのがネック。
「ドダイトス」… ワザ:エボルプレスが2エネ300ダメージ出せるのが強い。「インテレオン」の特性:クイックシューターと組み合わせれば、ポケモンVMAXのワンパンも可能。
場を進化ポケモンで埋めないといけないのがハードル高めだが、進化元の「ハヤシガメ」のおかげでハードルが大分下がっている。
HP190と高耐久なのは良いが、逃げエネ4は考えもの。
■ミノムッチ / ミノマダム / ガーメール
評価:B / C⁺ / C
「ミノムッチ」… 進化元として、可もなく不可もなくな性能。
「ミノマダム」… ワザ:マダムのいかりの草タイプ担当。縛りのゆるいマッドパーティ。
草・闘・鋼で相手の弱点を突いて戦うことになるが、同名カードは4枚までしか入れられない都合上、メタるタイプを絞る必要があるのが悩ましい。
「ガーメール」… ワザ:しゅうげきが1エネで使えたら活躍の場がありそうなんだけどなー。
■シェイミV・VSTAR
評価:B⁺ / A
「シェイミV」… ワザ:リベンジバーストは最大260ダメージ。2エネでこのダメージは破格だけど、序盤はダメージを出しにくいのが難点。中盤以降のアタッカーとしてはかなり優秀。
逃げエネ1なのは良いけど、耐久が低め(HP190)なのが気になる所。
「シェイミVSTAR」… 試合が進むほど強くなるポケモンVSTAR。ワザ:リベンジバーストの最大威力は320ダメージ。Vと違い素点120あるのがえらい。
VSTAR特性:スターブルームはベンチの草タイプポケモン全員のHPを120回復させる効果。縛り(1試合に1回、ベンチの草タイプ限定)の割に、回復量が物足りないように感じる。
回復繋がりで「セレビィVMAX」「ザルードV」のような回復系の特性・ワザを持つ草タイプと相性が良さそう。
炎タイプ
■リザードV・VSTAR
評価:A⁻ / S⁻
「リザードンV」… 上ワザ:やきつくすのワザ効果で相手のどうぐをトラッシュできるのが地味に強い。しかも、ダメージ処理の前にトラッシュするので、「フルフェイスガード」や「ジャイアントボム」の様などうぐを無効化できる。「ふうせん」を焼いて、システムポケモンをバトル場に縛り付ける動きも強い。
スターターセットの「リザードンV」よりも優秀。
「リザードンVSTAR」… 取られるサイドが1枚減ったかわりに進化させる手間が増えた「レシラム&リザードン」。
ワザ:ばくれつファイヤーはげきりんを少しマイルドにした性能。新スタジアム「マグマの滝壺」でダメカンをのせることができるので、手軽に230ダメージ出すことができる。素点130が地味にえらい。
VSTARワザ:スターブレイズは4エネ320ダメージという超高火力ワザ。「こだわりベルト」を持たせれば、全てのポケモンVMAXをワンパンすることができる。THE・炎タイプ!といったワザ性能で気持ちが良い。
滝壺でダメカンがのる事を考えると、。「ヒート炎エネルギー」などの耐久UP手段を用意したい。
エネ要求が少し重いので、「ファイヤー」「エンテイV」などの要求の軽いポケモンと組み合わせて運用する必要がある。
■ブーバー / ブーバーン
評価:B / A⁻
「ブーバー」… 可もなく不可もなくな性能。
「ブーバーン」… 非ルールポケモンでありながら3エネ240ダメージだせるワザ:ボルトプロージョンが強力。
条件もベンチに「エレキブル」を置いておくだけというお手軽さ。ただし、ブーバーンとエレキブルの進化ライン2つを並べ続けながら、3エネ用意するのは大変。
■ファイヤー
評価:A⁺
「マグマの滝壺」とやたら相性の良い非ルールのアタッカー。手貼り無しで90ダメージは小回りがきいて便利。
何の前触れもなく180ダメージ飛んでくるので、炎弱点の草と鋼タイプは少し厳しくなりそう。
■ヒコザル / モウカザル / ゴウカザル
評価:C / C / B⁻
「ヒコザル / モウカザル」… ワザ性能が厳しい。進化前もエネをトラッシュできるようにしたかったのだろうけど…。
「ゴウカザル」… ワザ:らせんごうかはデッキ圧縮が進んだ後半なら、1エネ320~400ダメージだせて強い。ただし、デッキ圧縮が進むまでどうやって戦うかが問題。
下ワザ:バーニングキックが2エネ160ダメージだせるので戦えないことはないけど…。
「ウルガモスV」や「エネルギーリサイクル」と相性が良い。この辺を組み合わせてあげればそこそこ強そう。
水タイプ
■ラプラス
評価:B
ワザ:レイジングフリーズの110ダメージ+マヒはなかなか強力。ただし、3エネは重い。
■ヘイガニ / シザリガー
評価:B / B
「ヘイガニ」… 同名カードよりも使いやすい進化元。
「シザリガー」… ワザ:クラブインパクトは「ツインエネルギー」を使えば2エネ150ダメージ。そう考えると弱くないような…。
■ポッチャマ / ポッタイシ / エンペルト
評価:B / B / A⁻
「ポッチャマ / ポッタイシ」… 普通。
「エンペルト」… 特性:きんきゅうふじょうの効果が面白い。トラッシュに「エンペルト」を落としておけば、手札がなくなった時の保険になる。「ローズ」などと組み合わせるのが良さそう。
■ブイゼル / フローゼル
評価:C / B
「ブイゼル」… HPが10高くて1エネワザ持ちの同名カードの方が進化元として使いやすい。
「フローゼル」… ワザ:うかせるでトラッシュからグッズを2枚回収できるので、無限クラハンなどの嫌がらせ系のデッキが組めそう。
■ネオラントV
評価:S⁺
調整されて帰ってきた「カプ・テテフGX」。特性:ルミナスサインで山札からサポートを持ってこれるので、これ1枚でデッキの安定性が大幅に上がる。今後の必須カードの1枚。
ボール系からサポートを引っ張ってこれるようになるので、強いけど使える場面が限られる(デッキに何枚も入らない)サポートを採用しやすくなる。
また、後攻1ターン目に欲しいサポート(冒険家の発見、ユウリなど)を持ってきやすくなるので、後攻スタート時のプランをデッキに組み込みやすくなる。
使える場面とデッキは限られてくるが、ワザ:アクアリターンで場から山札に逃がせる(負け筋の消去、カードの再利用)のも高評価。
ほぼ全てのデッキに採用される可能性があるので、デッキを複数作る予定があるならたくさん集めておきたい。
■マナフィ
評価:A⁺
レギュ落ちするかと思われたベンチバリアが早くも登場。しかも「ミュウ」よりもHPが10高いので、クイックシューター・ヨガループの餌食になりにくい。ただし、ワザは弱体化した。
ベンチ攻撃は簡単には許されないらしい。非ルールには追い風。
■クマシュン / ツンベアー
評価:B / B⁺
「クマシュン」… 逃げエネの軽いクマシュン。HPが10低いが、こちらの方が使いやすい。
「ツンベアー」… 上ワザ:ぜったいれいどが相手に進化か入れ替えを強要できる点がちょっと評価できる。
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雷タイプ
■ライチュウV
評価:S
雷タイプ版「マホイップVMAX」。
青天井ワザ:ダイナミックスパークがかなり強力で、「モココ」等でエネルギーを場に供給するだけで簡単に大ダメージが出せる。
マホイップやレックウザと違い、進化させる必要がないのも強い。
先1から使えるエネ加速ワザ:ファストチャージも便利。
HP200の闘弱点なのが若干の懸念。
■エレブー / エレキブル
評価:B / A
「エレブー」… 同名カードの方が使いやすい。
「エレキブル」… ワザ:ばくえんボルトは「ブーバーン」の繋ぎとして優秀。
ワザ:こうあつでんりゅうで相手の非ルールのシステムポケモンを根こそぎ狩りにいく動きが強そう。
■コリンク / ルクシオ / レントラー
評価:A / B / A
「コリンク」… HPが40しかないが、逃げエネ0なのがとってもえらい。
「ルクシオ」… 平凡スペック。「ふしぎなアメ」か特性:トップエントリーの同名カードがオススメ。
「レントラー」… 両方のワザがダメージが高くて1エネで使えるのが強力。
特に上ワザ:エナジークラッシュが相手の場にあるエネルギーの数を参照するのが強い。こくばやアルセウス、レックウザのような場にエネルギーが多くなるデッキが相手の場合、1エネで250以上のダメージが期待できる。
2進化というのが重いが、アメやトップエントリーを使えば多少軽減される。同名カードも面白いワザを持っているのでオススメ。
■パチリス
評価:A
ダメージを出すのに少し手間が掛かるが、ワザ:からくりサンダーが強力。場にどうぐが6枚あれば、2エネ180ダメージだせる。
「ドンカラスV」のようなどうぐを複数持てるポケモンと組み合わせれば、最大ダメージはもっと上がる。ただし、その分デッキ枠がポケモンのどうぐで圧迫されてしまう。
30~120ダメージぐらいのお手軽非ルールアタッカーとしての採用が無難。
超タイプ
■ピッピ / ピクシー
評価:B / C
「ピッピ」… 同名カードの方が進化元として使いやすい。
「ピクシー」… ワザ:つきよのきせきは進化ポケモンをたくさん並べたいデッキで活躍すると思うが、コインワザなのが微妙。ちゃめっけピクシーの方が良い。
■ヤジロン / ネンドール
評価:C / B⁺
「ヤジロン」… コインワザだけど、じばくよりはマシ…?タイプにこだわらないなら、闘タイプのHP70の個体を使いましょう。
「ネンドール」… ワザ:きぐうなどぐうが3エネ180ダメージだせるのが強い。しかも、無色2個なので「ツインエネルギー」が使える。
■ヨマワル / サマヨール / ヨノワール
評価:B⁻ / B⁺ / A
「ヨマワル」… ワザでこんらん付与するのはいいけど、コインが絡むのが微妙。ひとだましんかが優秀すぎた。
「サマヨール」… 中間進化で戦う事は少ないが、1エネ30ダメージ+こんらんは優秀。
「ヨノワール」… エネルギーを付けかえる系の効果が弱いわけはないが、2進化というのがネック。特性:ひとだましんかの「ヨマワル」がレギュ落ちしたこともあり、場に準備するのが少し手間。
■チリーン
評価:A⁻
ワザ:あざやかなねいろは、サーチ手段の少ない特殊エネルギーを2枚持ってこれるのが便利。後1で使えると強い。
同名カードもそれぞれ違うサーチワザを持っていて、使い分けができる。
■エルフーンV・VSTAR
評価:B / S
「エルフーンV」… 両方とも生存率を上げるワザになっているが、Vで戦うのは正直きびしい。できるだけバトル場に出したくないポケモン。
「エルフーンVSTAR」… ワザ:トリックウインドによる中打点を与えながらのどうぐと特殊エネの手貼り妨害が強力。
VSTARワザ:わただまスターはベンチ攻撃可能な青天井ワザ。ダメージ倍率が60なので、エネルギー5枚以上でVMAXワンパンまで持っていける。
"弱点の分散"と"特性によるエネ加速"を行えることから、「こくばバドレックスVMAX」との相性が非常に良い。「マホイップVMAX」の地位が危うい。
■シンボラー
評価:B⁺
色指定のないエネ加速ワザ:トライリチャージを持つが、コインが絡むので好みが分かれる所。
エネ加速が不要な場面でも下ワザで攻撃できるのは優秀。
闘タイプ
■ノズパス
評価:B⁻
HP90なのは良いが、逃げエネが脅威の4!バトル場に縛られるのが容易に想像できる。
■ミノマダム
評価:C⁺
ワザ:マダムのいかりの闘タイプ担当。
草・闘・鋼相手の弱点を突いて戦うことになるが、同名カードは4枚までしか入れられない都合上、メタるタイプを絞る必要があるのが悩ましい。
■リオル / ルカリオ
評価:B / A
「リオル」… 進化前としてはちょっと強い。殴るのに2エネ必要だけど、コインを投げるよりマシ。
「ルカリオ」… 1進化版たけるとうき「リザードン」。1進化でダメージ倍率が少し高くなっている分、リザードンよりも使い勝手が良い。
自身の特性でエネ加速ができるので、後続をしっかりと立て続ければ息切れせずに戦えそう。後続に3エネ以上付けようと思う場合、「エネルギー付け替え」「キバナ」「サイトウ」などの工夫が必要。
ワザ:れんぞくはどうだんのダメージラインは2エネ130、3エネ190、4エネ250、5エネ310、6エネ370。
3~5エネ辺りはもう少しダメージが欲しい(220・280・330)ので、「インテレオン」の特性:クイックシューター等でダメカンをのせておくか、「こだわりベルト」「ダンデ」等でダメージUPを狙いたい。「格闘道場」のレギュ落ちが悔やまれる。
闘弱点が環境に増えているのが追い風。
■ナゲキ / ダゲキ
評価:C⁻ / C⁺
「ナゲキ」… もう少しワザのダメージを上げても良かったのでは…?
「ダゲキ」… 1エネでエネ破壊できるのは良いが、コインが絡むのがちょっと…。
■ゴビット / ゴルーグ
評価:B⁻ / C
「ゴビット」… 珍しい闘タイプのゴビット。HPが10上がったけど、闘抵抗がなくなり、逃げエネが重くなった。
「ゴルーグ」… 珍しい闘タイプのゴルーグ。ワザの要求が減り攻撃しやすいが、ダメージ量が減って持ち味がなくなった。
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悪タイプ
■ベトベター / ベトベトン
評価:B / A
「ベトベター」… 相手をお手軽にどくにできるたねポケモン。進化先との相性も良い。
「ベトベトン」… 特性:ヘドロードは相手の入れ替え要求値を上げることができるのが強い。しかも、特性は重複するので、2匹並べれば逃げエネが2個多くなる。
「ドクロッグ」「ガラルヤドランV」「ガラルヤドキングVMAX」「ガラル鉱山」辺りと絡めたどくデッキが面白そう。
■ニューラ / マニューラ
評価:B / B
「ニューラ」… 弱点関連が見直された悪タイプのニューラ。普通。
「マニューラ」… ピーピングハンデスワザ:ひっかきまわすが強力だが、コインワザなのが残念。
■ドンカラスV
評価:A
パチリスの荷物持ち。特性:ドンのふところでポケモンのどうぐを4枚までつけられるので、今後のどうぐ次第では大化けしそうな1枚。
現状だと「こだわりベルト」「タフネスマント」「ツールジャマー」「ビッグパラソル」といった組み合わせが強そう。
■ミカルゲ
評価:B⁻
ワザ:きょうふをきざむで相手の弱点を悪タイプにすることができるが、ベンチに下げられると効果が消えるので実用性は低い。
下ワザでダメカンを1エネでばらまけるので、むじひ「ガラルタチフサグマ」と相性が良さそう。
鋼タイプ
■ミノマダム
評価:C⁺
ワザ:マダムのいかりの鋼タイプ担当。縛りのゆるいマッドパーティ。
草・闘・鋼で相手の弱点を突いて戦うことになるが、同名カードは4枚までしか入れられない都合上、メタるタイプを絞る必要があるのが悩ましい。
■ダイノーズ
評価:B⁺
ワザ:ひっぱりじりょくで相手のベンチポケモンを引っ張り出せるのにちょっと可能性を感じる。
■ヒードラン
評価:B⁺
たねで3エネ160ダメージは優秀。鋼タイプというのも環境的に良い。
■ギアル / ギギアル / ギギギアル
評価:B / B⁻ / A
「ギアル / ギギアル」… 同名カードよりも逃げエネが軽い個体。可もなく不可もなく。
「ギギギアル」… 特性:ギアウォールでたねポケモンを強化できるが、2進化なのがネック。
竜タイプ
■フライゴンV
評価:B⁻
対VMAX最強のポケモンV。ただし、ワザの要求が重すぎる上に、VMAX以外には強く出れないのが考え物。
「ダブルドラゴンエネルギー」がスタンでも再登場すればワンチャンある。
■フカマル / ガバイト / ガブリアス
評価:B⁺ / B⁺ / A⁺
「フカマル / ガバイト」… ワザは微妙だけど、進化元としては優秀なステータス。スタンにはもう少し使いやすいフカマル・ガバイトがいる。
「ガブリアス」… 特性:おんそくかいひで進化した番は無敵になれるのが強力。しかも、ワザ:リューノブレードが160ダメージなので、非ルールでありながらポケモンVMAXと対等に殴り合える性能を持っている。
ただし、ワザが水・闘の2色要求な上に、自分の山札を2枚トラッシュするのがネック。
VMAX2匹なら4回の攻撃(8枚トラッシュ)で済むが、V3匹 or 非ルール6匹なら6回攻撃(12枚トラッシュ)する必要があり、キーカード落ちによる息切れや山切れの心配が出てくる。耐久されて確定数をずらされるのも厳しい。
無色タイプ
■カモネギ
評価:B
ダメージ倍率が低いものの、無色エネ2個(ツインエネ1枚)でワザ:ネギでしばくが使えるのが嬉しいポイント。
ダメカンをばらまく系のデッキで活躍する可能性がある。
■ポワルン
評価:B
ワザが両方1エネなのがえらい。逃げ0だったらもっとえらかった。
■ムックル / ムクバード / ムクホーク
評価:B / B / B⁺
「ムックル / ムクバード」… 可もなく不可もなくな性能。構築次第だけど、ムックルはスカイサーカスの方が使いやすそう。
「ムクホーク」… ワザ:つむじかぜが最近ちょっと流行った「イシヘンジンVMAX」単みたいなデッキ相手だとぶっ刺さりそう。
■ビッパ / ビーダル
評価:B / S⁻
「ビッパ」… 可もなく不可もなくな性能。
「ビーダル」… 非ルールポケモンに転生した「シルバディGX」。取られるサイドが1枚減り、雪道で止まらなくなった。流石にアビスハンドと同じHP90は許されなかった。
手札消費の激しいデッキや「ローズ」「ピオニー」といったサポートと相性が良い。
■アルセウスV・VSTAR
評価:A / S⁺
「アルセウスV」… 対象がポケモンV限定ではあるものの、無色2エネで使える3エネ加速ワザ:トリニティチャージがとても強い。無色タイプなので、どのタイプのデッキにも入れることができる。
使う機会は少なそうだけど、下ワザで殴れるのがえらい。VSTARと合わせれば330ダメージ。
「アルセウスVSTAR」… ワザ:トリニティノヴァによる200ダメージ+3エネ加速が超強力。要求が無色3エネというのも強さに拍車を掛けている。
VSTAR特性:スターバースは自分の山札から好きなカードを2枚サーチできる特性。1試合に1度とはいえ、好きなカード2枚を好きなタイミングで持ってこれるのはとても強力。
HP280と微妙にワンパンされにくい上、取られるサイドが2枚というのも強力。唯一の欠点は闘弱点ということ。「れんげきウーラオスVMAX」や「ガラルサンダーV」には気を付けたい。
数え切れないほど多くのポケモンと相性が良いため、デデクロ並みの採用率を誇る事になりそう。
■チラーミィ / チラチーノ
評価:A / B
「チラーミィ」… ワザ:なかまをよぶでポケモンを展開できるようになったので、やりくり「チラチーノ」の進化元はこれ1択に。
「チラチーノ」… 可もなく不可もなく。特性:やりくりを使うよね。
■トルネロス
評価:B⁻
特性:ひきよせのうず「フィオネ」の調整版。相手のバトルポケモンをどかせたい時に使える。
ベンチを圧迫するのがネック。基本的には「あなぬけのヒモ」の方が使い勝手が良い。
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トレーナーズ
グッズ
■おいしいみずセット
評価:A
自分のポケモン全員のHPが20回復するグッズ。クイックシューターなどのダメカンばらまきや、「ヘルガー」「マグマの滝壺」のエネ加速による自傷ダメージを回復できるのが便利。
特性:ライフシェーカーの「ゲンガー」と組み合わせて、1枚で120回復させる動きも強そう。
■ハイパーボール
評価:S⁻
ポケモンなら何でも持ってこれる万能サーチカード。ただし、使用するためのコストが重い(手札2枚トラッシュ)ので、「クイックボール」のように全てのデッキに4積みされるかというと微妙なライン。
スタートデッキ100にしか収録されてなかったので、今回の収録で入手しやすくなったのは良い事だね。
■こだわりベルト
評価:S⁺
ポケモンVに対する確定数が大きく変わるため、多くの注目を集めているポケモンのどうぐ。カードリストが公開された瞬間軽くお祭りになった。
ポケモンV主体の環境である以上、今後必須となる1枚。グローブシリーズとはなんだったのか。
■なべメット
評価:A⁺
非ルールポケモン専用のダメージ軽減グッズ。持たせるだけでダメージ30軽減はかなり強力。複数回殴られる場合「大きなおまもり」よりも効果が高い。
非ルールの2進化ポケモン(HP190)に持たせれば、~30ダメージは無効化、~120ダメージなら2回、~210ダメージなら1回耐えれるようになる。
類似グッズに「フルフェイスガード」と「ガラルのむねあて」がある。
サポート
■キャンプファイヤー
評価:A⁻
炎エネルギーをトラッシュに送りながら、デッキトップの7枚の中から好きなカードを2枚まで回収できるのは弱くはないけど…という感じ。「巨大なカマド」や「火打石」、「炎の結晶」のような手札にエネを持ってくる手段が豊富になれば化けると思う。
■シロナの覇気
評価:A
手札を保持できる「シバ」。非ルール主体のデッキと相性が良い。
■チェレンのきくばり
評価:S⁺
無色タイプ限定の「アセロラ」。「ミュウVMAX」みたいに延々と「アルセウスVSTAR」を殴り続けないといけなくなりそうなのが懸念。
■博士の研究
評価:S⁺
最強ドローサポートのナナカマド博士Ver。イラスト違いとはいえ、流石に収録回数多すぎません?
レギュレーションマークが地味にF。
■ハマナのバックアップ
評価:A
1枚で4枚回収できるサポート。特殊エネルギーも回収できるのがポイント。
■ボスの指令
評価:S
環境必須カード「ボスの指令」のアカギVer。結局最後はボスを引いた方が勝つ。
Fマークなので、今後5年間活躍できることが約束された。
スタジアム / エネルギー
■崩れたスタジアム
評価:S
お互いのベンチを4匹までにするスタジアム。
ネオラント・クロバットのような"特性を使い終わったポケモン"や"ダメカンののったポケモン"の排除、相手へのベンチ妨害など、強い使い方が複数あるスタジアム。
崩れたスタジアムの採用率は結構高くなりそう。
■マグマの滝壺
評価:S
トラッシュから炎エネを1枚エネ加速するかわりにダメカンが2個のるスタジアム。「溶接工」の足元には及ばないけど、かなり強いエネ加速手段。使うたびにポケモンの耐久が減るのが悩みどころ。
ダメカンがのっていると○○系の炎タイプのポケモンと相性が良い。
■ダブルターボエネルギー
評価:S
調整版「ダブル無色エネルギー」。ワザのダメージが落ちてしまうものの、Vポケモンにもニコタマとして貼れて汎用性高い。
あとがき
ネオラント・アルセウス・こだわりベルト・崩れたスタジアムなど、環境を捻じ曲げる可能性があるカードが多数収録されるスターバースは激熱ですね!
今回はそんな感じで。ではでは、皆さま良きポケカライフを~ノシ
※ポケモンカード関連の画像は ポケモンカードゲーム公式サイト「トレーナーズウェブサイト」 よりお借りしました。
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【ポケカ】知っているとデッキ構築の役に立つ確率の話
ここにのせているのはあくまでも計算上での話になりますが、知っているとデッキ構築の役に立つ確率の話をまとめました。
計算間違い等がある場合は指摘していただけると助かります。
この記事が皆さまの参考になれば幸いです。
知っているとデッキ構築の役に立つ確率の話
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コインを投げてオモテがでる確率
まずは簡単な所から。2分の1でオモテがでるコインを投げた時、オモテがでる確率は50%です。
では、5回連続ウラがでている時、6回目のコインでオモテがでる確率は何%でしょうか。
…答えは50%です。
「可哀そうだし、そろそろオモテをだしてあげようかな…」とコインが忖度してくれることはないので当たり前ですね。
連続して見るとオモテの方が出やすそう(6連続ウラは約1.6%)に感じる気持ちはよく分かりますが、コイン1回1回の確率はあくまでも半々であるということは忘れずに。
「5回連続でウラがでたし、次はオモテがでる確率の方が高い!」というオカルトは存在しないということです。
マリガンする確率
デッキにたねポケモンが○枚の時、マリガンする(初手7枚の中にたねポケモンが0枚)確率は次の通りです。
確率的に言うなら、たねポケモンが8~10枚入っていても、3・4戦に1回はマリガンすることになります。
対戦相手に要らぬハンド・アドバンテージを与えないためにも、デッキには6枚以上のたねポケモンを入れておきたいですね。
サイド落ちする確率
デッキに入れたカードがサイド落ちする確率はおおよそ次の通りです。(厳密には異なりますが、複雑になるので割愛)
デッキにピン刺ししているカードがサイド落ちする確率は10%。
思ったよりも低い数字ですが、大型大会で連戦するには不安な数字。サイド落ちが怖い場合は2枚入れておくと安心。
初手7枚で特定のカードを引く確率
60枚のデッキから7枚引いて、特定のカードを引く確率は次の通りです。
ただし、たねポケモン以外のカードは59枚のデッキから6枚引いた確率(下の表)を当てはめます。
初手7枚で特定のカードを引く確率②
サポートやエネルギーなど、デッキに4枚以上あるカードを初手で引く確率は次の通りです。
10枚を超えた辺りから1枚だけ引く確率が下がり始めるのが面白いですね。
初手でダブつきたくないカード(ドロサポなど)は、10枚以下に抑えるのがよさそうです。
ミュウのふしぎなしっぽで欲しいグッズを引ける確率
ミュウの特性:ふしぎなしっぽで山札の上から6枚みて、その中に欲しいグッズがある確率は次の通りです。
デッキに4枚積んであるグッズは対戦が始まってすぐ(46枚)ふしぎなしっぽを使っても、4割を超える確率で拾う事ができます。
山札圧縮を5・6枚すれば確率が5割を超えるので、この辺が特性を使うタイミングになりそうです。
クイックボールやハイパーボール、バトルVIPパスなどの初動に欲しいグッズを4割超えの確率で手札に加えることができる事を考えると、ふしぎなしっぽがどれだけ強力かわかると思います。
あとがき
確率を収束させるためには相当数の試行回数が必要になるため、確率通りにいかないことが多々ありますが、知っていると少しだけ役に立つと思います。
また何か思いついたらこっそりと追加しておきます。
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